Revista Comunicación

看護師が問われるコミュニケーション能力

Publicado el 10 marzo 2020 por Anncommunity
看護師が問われるコミュニケーション能力

今日は。
看護師あんこです。

看護師は、様々な医療関係者との連携を取り、家族との連絡も密に行います。
特に、家族と医療関係者との間には信頼関係が必要です。

投薬内容を気にする方、
日中の過ごし方を気にする方、
少しの傷でも気にする方、
転倒が起きた際の原因を知りたがる方、

患者さんを看るということは、命を預かり、責任も重いのが現状です。

観察時、見つけた傷などは、どこで生じた傷なのか、問題視されることもあります。
その為、傷を発見した場合はすぐに報告しています。
また、転倒をした際は、どこをぶつけたのか、皮下出血はないか、傷・腫脹はないか。などを注視してみる必要性があります。

特に、骨折や頭部の打撲は後々発覚した場合、大きな責任問題となりますので、ドクターを呼びすぐに看てもらう事にしています。
ご家族にもすぐに電話を入れて事情の説明を行います。
医療業界はクレームの多い世界ですね。

大切な「ほうれんそう」と言葉使い

私も常に、家族やCMさnとの連携は密に行い、信頼関係構築を意識しています。
話す際も口調や言葉遣いには気をつけ、失礼のないように意識して話をしています。

家族にとっては、大切な身内です。
特に、病気を抱えている患者さんに関わっているご家族だからこそ、心配になる気持ちは分かります。
私のいる現場で何か起きたのであれば、事実をしっかり伝えます。

コミュニケーションをとる場合、丁寧に事実を伝える事に気をつけています。
その場合、言葉遣いや声のトーンにも注意を払います。
私は幸いにも、患者さんのご家族から批判的な言葉をかけられたことはありません。

実際に起きたトラブルのケース

ある先輩看護師がご家族とトラブルに巻き込まれることを見た事があります。

その原因は、事故が起きた事実に対してではなく、電話で話している内に看護師が使用した言葉に対して不快感があり、トラブルになったそうです。
つまり、信頼関係が構築出来ていなかったことが原因でした。

それは、医師と患者さんとの間でも起こります。
私が病棟で勤務している際、ある患者さんと出会いました。

その方は、2回目の脳梗塞で入院中でした。
1回目の脳梗塞では左麻痺が後遺症として残りました。
そして、今回2回目では、右半身麻痺が残りました。
患者さんは元々、右利きの方だった為、利き手も奪われ、精神的にかなりのショック状態でした。
また、独居で身寄りがない状態でした。

年齢は40代。男性。

その患者さんは、ショックで憔悴しており、今後の仕事や生活の事を懸念していました。
誰も頼れない状態で、後遺症とどう向き合っていけば良いのか。悩んでいました。
そんな中、主治医からは「○○迄に退院だからね。」長くここには居られないという旨を告げられたとのことでした。

患者さんは、「(リハビリも行っていない中)どうして良いのか分からない中でこのようなことを言われて辛い。」
「ひどい」と言い、涙を流していました。

私は、先ず患者さんの気持ちを時間をかけて聞きました。
他に業務も沢山あったのですが、患者さんの吐露が優先だと考えました。
その次に、患者さんの望みを聞き、上司に報告しました。

患者さんは、医師から心ない言葉を言われたことにショックを受けていました。
彼の望みは、医師と今後の方針についてしっかり話し合うことでした。
私は、直に上司へ報告をし、後日患者さんと医師で話し合いが出来ました。

患者さんからは、「本当にありがとうございました。」「これからリハビリを始めて、リハビリ病院に移れる事になりました。」
との報告があり、以前のショックを受けていた表情とは180度異なる表情でした。

その後、その患者さんは無事に転院。
念願のリハビリをしっかり行える環境の整った病院へ入院しました。

このように、医療従事者の何気ない言葉が、患者さんへご家族を苦しめる事例を何度か目撃しました。
我々、医療関係者にとって病院葉日常の世界かもしれませんが、患者さんにとっては非日常です。
そんな非日常の中に入院をして、不安や孤独を沢山抱えています。
本来、患者さんの気持ちに寄り添い、信頼関係を構築し、不安を改善してくことが大切だと考えます。

しかし、医療現場はこのように患者さんと向き合う時間が取れない現状があります。


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