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看護師国家資格試験対策。

Publicado el 09 febrero 2020 por Anncommunity
看護師国家資格試験対策。

今日は。
ナースあんこです。

看護師国家試験対策はいつからやる気になる?

私が看護学生の頃、3年生の実習が12月上旬に終了し、看護師国家試験が2月中旬だったと思います。

統合実習まで実習が無事に終わり、疲弊し過ぎて、燃え尽き症候群のようになっていました。
国家試験が近くでも、一切何もやる気になれず、実習が終わった解放感の方が大きく、自由になった気がしていました。

それまでも一切、看護師国家試験に対策も何もせずに過ごしてきました。
看護師の国家試験だけど、合格率高いし直前でも何とか受かるでしょう!という気持ちでやる気になるまで過ごしていました。

真面目な(国試を甘く見ていない)学生は、実習後、すぐに試験勉強に取り組んでいました。

しかし、私もクリスマスを迎える頃には、気持ちが不安になり始め勉強をするようになったのです。
一人だと勉強の仕方、ポイント、根拠が分からない場合がありますので、なるべく友人と一緒に勉強しました。
そして、友人と勉強する方が集中出来るので一石二鳥でした。

友人達も大体、クリスマス前後、遅い人では年明け頃から看護師国家試験対策を始めていました。

先ず、問題の構成、時間配分、点数配分などを計算し、どのように勉強していくかを考え、テストの傾向をみていきました。

看護師国家試験は、合計5時間20分のテストで、以下の通り午前と午後で構成されています。
午前:2時間40分(計120問)
午後:2時間40分(計120問)
平均時間にすると、1問1分程度。

じっくりと考えている時間はなく、テンポよく解いていかないと解き終わりません。

最初からスピードをあげる必要はありませんが、最終的に問題を解くスピードが上げられるような勉強方法が必要です。
暗記部分は、アウトプットがしっかり出来るように、根拠が必要な問題は根拠付をして解いていくクセをつけましょう。

基本的な記入部分をしっかり行う

また、回答用紙のマークシート欄に問題番号と回答欄の答えを合わせて、確実に記入する必要があります。
番号のズレが生じると、問題と回答用紙の番号にズレが生じて、回答番号の照会作業により、時間のロスが生じて命取りとなります。

また、テスト後に回答を見直す時間、マークシートの回答記入を見直す時間を取る為、少し余裕を持って時間配分を決めておいた方が良いと思います。
とは言いつつ、実際にテスト本番になると集中しているので、気がついた時に時計を見る程度でした。

回答がすぐに見つかり、テンポよく解けていれば問題ないと思いますが、回答が絞れない・分からない問題が多くある場合、
時間との戦いになりますので、かなり時計を意識する必要があると思われます。

看護師国家試験の構成

必修問題(1問1点) 計50問
一般問題(1問1点) 計130問
状況設定問題(1問2点) 計60問

必修は8割以上の正答率が必要となります。
そして、状況設定は1問2点なので、貴重な得点源になりますので、1問1問が大切になります。

勉強する優先順位としては、
1必修 2状況設定 3一般 として優先順位を決めて勉強しました。

必修は、8割が取れない時点で不合格となります。

実際に、私の周りの看護師で国家試験を落ちた方全てが、必須で点数が取れなくて不合格となりました。
逆に他の科目では、ある程度点数は取れているようでした。

私が国試を受けた頃、前年度の必修問題がかなり簡単で余裕だと思っていましたが、受験の年度によって、かなりばらつきがありました。
その為、受験の年度は難しいのではないか。という噂になっていたのです。

予想通り、私の受けた年は難しい問題でしたが、8割以上クリア出来ました。
(迷った問題が何問かあったのでかなり不安でした。。)

1問1問が大切な必修問題

必修問題対策は、学校で受ける模試に出た問題を根拠を覚えながらひたすら何度も解きました。
何度も解く内に、回答を覚えてしまうと思いますが、何故その回答になったのか、何故他の選択肢はNGなのか。
回答に対する根拠を常に考えて答えを出しました。

必修科目の場合、ほぼ暗記レベルの問題が多いので、質問パターンが同じ場合もあります。
問題が問われているキーワードと回答にある選択肢の紐付けがしっかり出来ないと、迷います。
しかし、迷った所で暗記レベルの問題なので、思い出せなければ不確定要素の回答にしかなりません。

これが必修問題の怖さです。
比較的簡単な問題ではありますが、確実に答えられなければ、点数を落とす可能性が高まるのです。
その1点が命取りになるかもしれないのです。そんな恐怖感が常にありました。

必修科目の勉強では、学校でグループ分けがされ、テスト対策を行ったので、語呂合わせを作って頭に残るようにしました。

厄介者。状況設定問題対策

状況設定は、一番厄介でした。

タイトルの通り、患者さんに対し、ある状況が設定され、想定される疾患や問題点などが問われます。
率直に言いますと、状況の解説が言葉足らずで分かりにくいものが多々ありました。

言葉の定義が人それぞれ異なる認識になる際、回答にも不都合が生じるのです。

問題が私達に何を問うているのか、不透明な問題もありました。
疾患を特定する際、根拠付けとなる定義を考えた時、状況説明に不足がある場合、他の選択肢と絞れないこともありました。

本番当日もこのようなことはありますので、国試の講座を開いている業者さんの模擬試験や市販のテキストでどのような回答の出し方をしているのか分析していました。

とても厄介ですが、1問2点の大きな得点源となりますので、しっかりポイントを取っていきたい箇所です。

一般問題は、一言で言うと暗記の世界です。
問題を読めば、問題に含まれる文言から、回答出来る問題か否かすぐに分かります。

問題に記載されているキーワードが分からなければ、長く考えている時間はないので勘で回答を出すしかありません。
試験勉強をする際も、問題になるメインの文言に関する情報を暗記していきました。

試験問題は、一つの物事に対して様々な角度から問われます。
その為、重要キーワードに付随してくる知識も大切となります。

何故なら、付随するワードが選択肢に並べられるのです。
以上の事から、一般常識はワード毎に関連ワードをリンクさせて覚えていきました。

看護師国家試験の改定は?

看護師の国家資格試験は、2−3年に一度、改訂があるようです。
2-3年という時期も、試験の切換え時期も事前に把握することは出来ません。

問題傾向が変わるかもしれない。という意識を持つしか、残念ながら出来ないのです。

私の試験の年度は、改訂の年に当たったようで、一般常識の問題傾向がガラッと変わりました。

法律系の問題がとても多くなっていたのです。
試験を受けながら「分からない・・・」と絶望を感じながら勘で回答しました。
もちろん、こちらの分からなかった法律系の問題は勘では正解を出せずに終わりました・・・

ただ、皆が点を取れない部分は正解しなくてもいいのです。
確実に点を取れる所はしっかり取っていきます。こちらが大切です。

看護師国家試験を受けた感想

私の看護師国家試験は、必修・一般問題は平均的でした。

状況設定問題で大きく得点を取る事が出来、合格確実だと思いました。
しかし、回答欄のズレがあれば、正解出来ていないことになるので、合格発表当日まで常に不安でした。

看護師国家試験は、受験〜結果発表までの期間が長いのです。
その間に、卒業、就職準備があるので、落ちたら就職出来ない流れとなります。

やっと終えた学生生活。そして開放感。
浪人生にならないよう、しっかり準備を行い、一発合格しましょう!!

現役・ストレートで学校を終えられて国試に合格出来たのは、周りのサポートがあっての事なので、
支えて下さった友人、家族、教員の方々に感謝です。

一生物の資格が取れますよ☆


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