Revista Comunicación

看護師の上下関係の悩み。

Publicado el 23 junio 2019 por Anncommunity

今日は、看護師あんこです。
看護師の年数も長くなってくると、後輩の指導や悩みの相談を受けることがあります。
主な内容は仕事自体の悩みや人間関係。特に人間関係の悩みは多く聞きます。
私が新人看護師の頃は、仕事の悩みを相談する先輩も同僚もいませんでした。
仲良しの同僚はいましたが、配属先が違うため、悩みを相談しても理解が得られなく余計にストレスが溜まったことがありました。同じ体験や不満を経験していない分理解してもらおうとする事自体、無理なことかもしれません。それ以来、同じ現場の同僚にしか悩みや愚痴を話さないことにしました。
だからこそ、現在の後輩看護師には、同じ現場でのストレスや愚痴を吐露して欲しい、相談して欲しいという気持ちがあります。
一人で抱え込むと私のように病んでしまい、辛い思いをするので、吐き出す事でストレスを発散して欲しいと思いました。
辛い気持ちを共有し、共感していくことで辛い時期を乗り越えられるかもしれません。悩む時は心が塞ぎ込んだり、暗い気持ちになったり、孤独感が強くなったりしますよね。
私も今の職場で楽しく働けていますが、ストレスが無い訳ではありません。看護や患者さんに対する悩みや上司へのストレスは日々尽きません。ストレスが溜まった時は、先輩看護師に話を聞いてもらいます。その先輩看護師はとても理解のある方で適切なアドバイスを下さったり、上司に話してくれたり、頼れる先輩がいて下さるので大きな存在となっています。
私も同じように、後輩看護師の悩みを聞ける存在になれたらいいなと思っています。
先日聞いた悩みは、後輩看護師と仕事の連携が上手く行かない悩みでした。仕事を頼んでもその仕事を完結しないまま放置されたり、患者さんの報告が無かったり、一つの仕事に集中して他の仕事を行わない現状で、彼女が仕事を一人で抱えてしまっている状況でした。
最近、その後輩看護師の表情も冴えず、仕事に対して嫌気が差している雰囲気も見えたのです。
この悩みはトップの責任者にも話したそうですが、解決されないまま時間が過ぎていました。彼女は転職も考えたとのことですが、相談出来る看護師が周りにいることがありがたいと言っていくれました。転職したら人間関係に恵まれない現場かもしれないと危惧していたのです。
実は私も半年位前に、一緒に仕事をしていた同僚が辞めてしまいました。その頃、看護師の求人を出してもなかなか入職がなく、看護師の数が足りない状況でした。仕事の量は多くなり、患者さんの数は増えると共に責任も重くなる。そんな状況でした。フロアをほぼ一人で任され、頼る人が誰もいなくなってしまい、常に責任のプレッシャーがあり転職を考えた事もありました。
何故そんなにプレッシャーがあるのか、、それは、看護師最大の悩みがトップの看護師が責任を取らないことにあります。
「責任は私が取る。」と何人もの看護師が彼女の発言を聞いて、信じてきましたが、裏切られてきました。
事情を知る看護師については、常にトップへの不信感があるのです。私もその一人です。
こちらのトップの考えに嫌気が差して辞めた何人もの看護師を見てきました。
ですので、今回聞いた後輩の悩みがとても良く分かったのです。
悩んでいる後輩看護師は、現在、他の看護師に愚痴を吐露出来ていますが、本当に病んでしまったら人に愚痴ることも無くなり、ひたすら気持ちが塞ぎ込み、人に話すことも無くなってしまうと思います。病む前に転職をした方が良いと、最後の手段も含めてアドバイスしました。
辞めるのはいつでも辞められる。転職も出来るし、看護師を辞めて少し休むことも出来るからと伝えました。
精神疾患になってからでは治療が大変ですね。
何か逃げ道の選択肢が見えていれば、心が軽くなることが私はあったので伝えました。
私にとって悩みがあった際、こうして看護師同士が協力して悩みを解決していける環境に身を置けていることが今ではとても嬉しく思います。一緒に働かせて頂いている看護師の皆さん、ヘルパーの皆さんに日々感謝しております。


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