Revista Comunicación

看護師の申し送り。

Publicado el 28 junio 2019 por Anncommunity

今日は。
看護師のあんこです。
新人看護師の頃、苦手意識が強かったことが申し送りです。看護学生の頃実習でも看護師の後ろについて自分が担当する患者さんの申し送りを聞いては、夜勤帯の状況、変化があったこと等を必死にメモを取っていた記憶があります。
現場で働くようになってからは、自分が申し送りを発する立場にもなり、先輩看護師へ送ることもとても苦手でした。
特にICUの頃は、嫌いな先輩看護師がいたのでその方への申し送りが嫌で仕方ありませんでした。
その先輩看護師は、色々と申し送りに対して突っ込んでくるのです。「なんでこの患者さんはこの点滴をしてるの?」「○○は観察したの?」「○○の検査はどうだったの?」「○○のオーダーは医師に出してもらわないの?」など、キツい言い方をする先輩でした。その後、私にとってこの先輩看護師は反面教師になったのです。
看護師も世代によって、色があります。
病院によっても異なりますが、過去と現在の医療現場はだいぶ異なる様です。昔の方が今より看護師同士の上下関係が激しかったり体育会系であったと言われます。以前、どなたかに「今の看護師は優しいでしょ?前はもっとひどかったのよ。」と聞きました。内心、現代の看護師が優しくなったにせよ、心が廃れていた看護師はどれほどいたのだろう。そんな医療業界に入りたくない・そんな人達とは働きたくない。という気持ちも正直ありました。人間は環境に慣れていくので、そのような状況に身を置く事自体が脅威に感じたのです。
少々話が逸れてしまいましたが、上記のようなキツい看護師がいたため、私は申し送りで気をつけていくことはメモを取りました。
特に、前受け持ち看護師と私の間で変化が起きたこと、特に輸液や医師からのオーダー・薬に変化が生じたこと、観察項目が追加・変更になったことなど、根拠も含めて発言出来るようにしました。特に新人看護師の頃は何故この輸液が患者さんに投与されているのか、この薬が投薬されていのか、医師からの指示はこの条件なのか、分からない事だらけでした。そんな時は、同僚に聞いたり先輩看護師に聞いたりしてメモを作成していきました。
このように根拠付けを行い、申し送りメモを作ったのですが、重要なことは、引き継ぐ看護師の立場になって申し送りをすることです。引き継いだ看護師は何をすべきなのか、これを明確にしていくことが重要となります。時間が限られている中で申し送りが行われます。何を伝えるべきなのか、優先順位も考えていかなくてはなりません。ですので、変化のないこと、又は安定している事柄は特に重要ではないのです。
注目すべき点は、観察すべき事項、処置、医師などに報告すべき事項など、その看護師がやるべきことを根拠を提示しながら送ります。
先輩看護師も仕事前になるとピリピリしている人もいます。ICUだったから尚更かもしれません。
また、申し送りを聞いているのか、聞いていないのかよくわからない態度の人もいましたが、新人看護師だったのでとにかく話し続けました。
あの態度は如何なものかと今でも思いますが。。
そして、なるべく結果から話すようにしました。私が働いていた秘書時代もそうですが、結果を先に話すことで、聞き手側は知りたい必要な情報を整理出来ます。例えば、ボスへ○○の会食はキャンセルになりました。○○だからです。という情報を相手に与えると、理由に対して、更に知りたい情報があれば、相手から返答が来ますし、それ以上聞く理由が無ければ結果のみ知りたい情報だということが分かります。ある先輩秘書は結果のみを伝え、理由の説明が欲しいかどうかボスに聞いていた方もいました。
例えば、
「○○の予定が入りました・変更になりました」などに加え、
「理由を聞きたいですか?」と。
どんな業務であれ、仕事に優先順位をつけて、重要なものから対応したり、どんな仕事でも仕事の進め方は同じだと思います。
そして、申し送りは慣れることが大切です。自分のやりやすい方法や文書のフォーマットを考えて当てはめていく方法もよいかと思います。


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